阿佐海岸鉄道

甲浦駅 (2012.10)

阿佐海岸鉄道甲浦駅にてASA-100形

阿佐海岸鉄道阿佐東線は、海部駅 – 宍喰駅 – 甲浦駅の3駅、8.5kmの路線で、牟岐線の末端区間でもある。もとは現在の土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線(阿佐線)奈半利駅と繋ぐ、なんとも壮大な建設計画で高架の線路は室戸方面に切れている。甲浦駅は高知県だが、宍喰、海部駅方向に見えるトンネルを抜けると徳島県に入る。この日は未成線の区間を辿るように奈半利駅から路線バスに乗って甲浦駅へと移動してみたのだが、途中下車した室戸岬から甲浦駅、列車に乗り換えて海部駅まで乗り降りが一切無く、とても寂しい乗車時間だった。

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土佐くろしお鉄道

宿毛駅 (2011.9)

中村・宿毛線宿毛駅にてTKT8000形と2000系

土讃線窪川駅から延びる中村・宿毛線の終着駅。中村線は窪川駅 – 中村駅間で国鉄(のちJR)中村線(43.0km)を引き継いだ路線、1997年に開業した中村駅 – 宿毛駅間が宿毛線(23.6km)だが、もとは予讃線宇和島駅と中村駅とを結ぶ構想だったため宿毛線の起点は宿毛駅になる。2005年には特急列車が衝突事故を起こしたが、その関係か列車は駅手前からずいぶんと減速して到着した。時間がなかったので折り返しの特急「南風」でとんぼ返りになってしまったが、いつか大分県佐伯行きのフェリーで九州へ渡るか、宿毛線の未成区間を宇和島駅まで路線バスに乗って移動してみたい。

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城端線

城端駅 (2012.2)

城端線の終着駅、城端駅

高岡駅 – 城端駅(南砺市)を結ぶ城端線(29.9km)の終着駅。砺波平野を走る車窓は、屋敷林に囲まれた家々が点在する散村風景が続いてとても興味深い。2012年は大雪の年で木造駅舎も重たそうだった。ここから五箇山・白川郷方面の路線バスも出ているので、いつか乗ってみたい。

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氷見線

氷見駅 (2013.1)

氷見駅に停車中のキハ47 1091

高岡駅 – 氷見駅(氷見市)を結ぶ氷見線(16.5km)の終着駅。もとは中越鉄道という私鉄が開通させた砺波地方と伏木港を結ぶ路線で、国有化後に城端線と氷見線となった。途中、雨晴海岸沿いの車窓は富山湾の向こうに立山連峰が望めるはずだが、今まで一度もくっきり見えた記憶がない…。日中は1両の気動車が往復しているが、学生で混み合う朝夕は4両編成にもなる。ちょうど通学時間が過ぎた折返し列車はガラガラになった。

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弥彦線

弥彦駅

弥彦駅に停車中の115系Y2編成
360度パノラマを表示する [2013.3]

弥彦駅 – 東三条駅を結んでいる弥彦線(17.4km)。国鉄末期に低コストな直接吊架式で電化したため、架線はシンプルな構造をしている。起点の弥彦駅は標高634mの弥彦山の麓にあって彌彦神社にも近い。アンテナ塔が立ち並んでいるのが弥彦山で、3月下旬はまだ雪が着いていた。

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室蘭本線

室蘭駅 (2013.10)

室蘭本線室蘭駅に停車中のキハ143形

東室蘭駅からの支線(7.1km)の終点。電化区間だが普通列車の大半は気動車で、50系客車から改造され札沼線で使われていたキハ143形も走っている。かつて一帯は広大な操車場だったが、もちろん今は跡形もなく、地理院地図の空中写真(1974-78年撮影)で見比べてみると興味深い。現在の場所に移転したのは1997年のことで、駅から1kmほど先に木造の旧室蘭駅舎が保存されている。

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日豊本線

大分駅 (2013.9)

大分駅で並ぶ885系ソニックと787系にちりん

特急「ソニック」(885系)が到着し、宮崎空港行きの特急「にちりん」(787系)が接続する。隣の3番線には博多行きの「ソニック」。駅は2012年3月に高架化され、駅ビルや駅前の再開発中だった。地上ホームから寝台特急「富士」が出発していた頃の風景と大きく変わっていた。

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