和田岬駅 (2014.9)
和田岬線は兵庫駅から分岐する山陽本線の支線(1駅2.7km)である。終点の和田岬駅周辺には三菱重工や三菱電機の工場があり平日は17往復(土曜日12往復)ある列車も休日になると朝夕2往復しか走らない。パノラマは閑散とした日曜日の駅風景。駅舎も改札も無いホームから外に出ると神戸市営地下鉄の和田岬駅があり乗り換え可能だ。
2008年4月1日に廃止された三木鉄道は、厄神駅(兵庫県加古川市)と三木駅(三木市)を結ぶ6.6kmの短い非電化路線だった。1916年に播州鉄道として開業し、1923年に播丹鉄道へ譲渡、その後1943年には国有化され、1985年に第3セクターへと転換された。
廃止前の三木駅で撮影したパノラマは、厄神行きのミキ300-103(124列車)と停車中のミキ300-105。木造の駅舎とミキ300-105の隣には貨物ホームが残っていた。三木鉄道を走っていた3両の気動車は廃止後、ミキ300-103はひたちなか海浜鉄道へ、ミキ300-104(→フラワ2000-3)は北条鉄道へ、ミキ300-105(→ハイモ295-617)は樽見鉄道へと譲渡された。