枕崎駅
鹿児島中央駅 – 枕崎駅間(87.8km)、九州の最南端を走る指宿枕崎線。終着駅の枕崎駅で下車、稚内駅から続くレールの最南端でもある。今は車止めの先にスーパーなどが建っているが、かつては加世田・伊集院駅方面へと鹿児島交通枕崎線(南薩線)が続いていて(1984年廃止)、枕崎駅も100mほど先にあったそうだ。2006年に旧駅舎が解体され現在の場所へ移転してからは駅舎の無い終着駅だったが、2013年に市民からの寄付で新しい駅舎が完成した。2枚目のパノラマ、駅前広場に見える銅像は「かつお節行商の像」。枕崎は鰹漁業が盛んで鰹節の一大産地でもある。
西大山駅
枕崎駅から折り返して、最南端の西大山駅で途中下車。開聞岳に向かって枕崎方向で、列車の先に見える西大山踏切が最南端の踏切になる。待合室もない無人駅だが駅前には駐車場も整備されている。この日は悪天候で少なかったが車で訪れる観光客も多いのだろう。
枕崎行きの下り列車が遅れてやって来たあとは風雨が強くなるばかりで、雨雲レーダーを見ていると不安は的中。沿線の豪雨で列車が止まってしまって急遽タクシーで指宿駅へ移動することに…。その後も予定の列車に乗り継げなくなってしまい、宿のキャンセルやら旅程を変更しながら運転再開を待った(苦笑)。