三木鉄道

三木駅 (2008.3)

三木鉄道三木駅。ミキ300-103とミキ300-105
三木鉄道の2パノラマは切り換えて表示できます。

2008年4月1日に廃止された三木鉄道は、厄神駅(兵庫県加古川市)と三木駅(三木市)を結ぶ6.6kmの短い非電化路線だった。1916年に播州鉄道として開業し、1923年に播丹鉄道へ譲渡、その後1943年には国有化され、1985年に第3セクターへと転換された。
廃止前の三木駅で撮影したパノラマは、厄神行きのミキ300-103(124列車)と停車中のミキ300-105。木造の駅舎とミキ300-105の隣には貨物ホームが残っていた。三木鉄道を走っていた3両の気動車は廃止後、ミキ300-103はひたちなか海浜鉄道へ、ミキ300-104(→フラワ2000-3)は北条鉄道へ、ミキ300-105(→ハイモ295-617)は樽見鉄道へと譲渡された。

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高木駅 (2008.3)

三木鉄道高木駅を発車するミキ300-103

三木駅から隣の高木駅まで歩いて移動。6.6kmの路線に9駅あった三木鉄道は駅間も短かった。高木駅を含む4駅は三木鉄道転換後に設置された駅で簡易な造りだった。列車は朝夕を除き毎時1本、途中駅での交換はなく同じ車両が往復していた。ミキ300-103(126列車)を見送ったこのパノラマが三木鉄道最後の撮影になってしまった。

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