タグ: 私鉄(JR以外)

  • 富士急行

    河口湖駅 (2012.5)

    フジサン特急2000形と115系

    富士急行の終着駅にて。中央本線から乗り入れてきた山スカ色の115系(M10編成)と並ぶ展望車付きの2000形「フジサン特急」。富士山のイラストだらけの2000形は、もと国鉄・JR東日本の「パノラマエクスプレスアルプス」で、最後まで残った165系(国鉄直流急行形)電車でもあった。2002年に富士急行へ譲渡され、2002号編成は2014年に、2001号編成が2016年2月に引退した。
    115系の奥に小さく写っている車両は、駅前で静態保存されている富士山麓電気鉄道 モ1形電車だ。

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  • 長崎電気軌道

    浦上車庫

    浦上車庫にて1050形・600形
    360度パノラマを表示する [2015.9]

    長崎電気軌道の浦上車庫にて。許可をいただいて撮影しました。
    引き込み線には1950・60年代製の車両が並び、古い石畳は機械油が染みこんでいる。本線と合流するあたりが浦上車庫前の電停だ。
    元仙台市電の1051号(オレンジ帯)、元熊本市電の601号(青色)は主にイベント用で、当時の塗装に復元されている。車内外とも美しく大切に整備されている様子が伝わってくる。長崎の町を走る路面電車は2015年で開通100周年だ。

  • 阿佐海岸鉄道

    甲浦駅 (2012.10)

    阿佐海岸鉄道甲浦駅にてASA-100形

    阿佐海岸鉄道阿佐東線は、海部駅 – 宍喰駅 – 甲浦駅の3駅、8.5kmの路線で、牟岐線の末端区間でもある。もとは現在の土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線(阿佐線)奈半利駅と繋ぐ、なんとも壮大な建設計画で高架の線路は室戸方面に切れている。甲浦駅は高知県だが、宍喰、海部駅方向に見えるトンネルを抜けると徳島県に入る。この日は未成線の区間を辿るように奈半利駅から路線バスに乗って甲浦駅へと移動してみたのだが、途中下車した室戸岬から甲浦駅、列車に乗り換えて海部駅まで乗り降りが一切無く、とても寂しい乗車時間だった。

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  • 土佐くろしお鉄道

    宿毛駅 (2011.9)

    中村・宿毛線宿毛駅にてTKT8000形と2000系

    土讃線窪川駅から延びる中村・宿毛線の終着駅。中村線は窪川駅 – 中村駅間で国鉄(のちJR)中村線(43.0km)を引き継いだ路線、1997年に開業した中村駅 – 宿毛駅間が宿毛線(23.6km)だが、もとは予讃線宇和島駅と中村駅とを結ぶ構想だったため宿毛線の起点は宿毛駅になる。2005年には特急列車が衝突事故を起こしたが、その関係か列車は駅手前からずいぶんと減速して到着した。時間がなかったので折り返しの特急「南風」でとんぼ返りになってしまったが、いつか大分県佐伯行きのフェリーで九州へ渡るか、宿毛線の未成区間を宇和島駅まで路線バスに乗って移動してみたい。

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  • 万葉線

    高岡駅前 (2015.1)

    大雪の高岡駅前を行くデ7073

    高岡駅前を行くデ7073。2014年3月に新しい駅ビル(クルン高岡)が完成し、万葉線は100mほど路線が延長され、この場所にあった駅前電停は駅ビル1階へ移転した。

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  • 南海電鉄

    浜寺公園駅 (2014.9)

    1907年に建築された浜寺公園駅の木造駅舎

    1907年に建築された木造駅舎。日本銀行本店(1896年)や東京駅(1914年)を手がけた辰野金吾の事務所が設計した。周辺の立体交差事業により2016年1月27日を最後に役目を終える。今後は新駅舎のエントランス部として保存活用される予定。この日は東羽衣駅から浜寺公園駅へ歩いてみた。駅前はすでに区画整理が進んでいたが、現役時代の木造駅舎を訪問することができて良かった。

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  • 島原鉄道

    島原外港駅

    終着駅になった島原外港駅に停車中のS-DC2551A
    360度パノラマを表示する [2014.9]

    2008年に島原外港 – 加津佐駅(35.3km)の「南線」区間が廃止され、ここが終着駅になった。錆びたレールの先が草むしていて寂しい。2010年には失火で駅舎が焼失し今の形になった。駅名の島原外港は近く、徒歩で熊本港行きのフェリーや三池港行きの高速船に乗り換えることができる。

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  • 御殿場線

    裾野駅

    裾野駅で交換する371系とRSEあさぎり(20001F)
    360度パノラマを表示する [2011.10]

    富士山の見える裾野駅にて特急「あさぎり」5号と6号の交換風景。沼津行きの5号が小田急ロマンスカー20000形(RSE)、新宿行きの6号がJR東海371系だ。両形式とも2両のダブルデッカーを組み込んだ異色の編成で、1991年から2012年まで新宿 – 沼津間を相互直通運転していた。2012年3月17日のダイヤ改正で「あさぎり」の運転区間が新宿 – 御殿場間へと短縮され、371系とRSEも引退した。その後、2018年3月17日のダイヤ改正で列車名が「あさぎり」から「ふじさん」へと変更された。

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  • 津軽鉄道

    津軽五所川原駅 キ101

    津軽五所川原駅のキ101とキハ22
    360度パノラマを表示する [2008.9]
    津軽五所川原駅の2パノラマは切り替えて表示できます。

    キ101(国鉄キ120)は1933年鉄道省大宮工場製造の雪掻車で、1967年津軽鉄道に譲渡された。撮影当時(2008年)は構内に留置された状態だったが、その後は主にイベント用として本線走行もしているようだ。プラットホームを挟んでJR五能線側には廃車になったキハ22(キハ22027-キハ22029)とタム501が並んでいた。

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  • 三木鉄道

    三木駅 (2008.3)

    三木鉄道三木駅。ミキ300-103とミキ300-105
    三木鉄道の2パノラマは切り換えて表示できます。

    2008年4月1日に廃止された三木鉄道は、厄神駅(兵庫県加古川市)と三木駅(三木市)を結ぶ6.6kmの短い非電化路線だった。1916年に播州鉄道として開業し、1923年に播丹鉄道へ譲渡、その後1943年には国有化され、1985年に第3セクターへと転換された。
    廃止前の三木駅で撮影したパノラマは、厄神行きのミキ300-103(124列車)と停車中のミキ300-105。木造の駅舎とミキ300-105の隣には貨物ホームが残っていた。三木鉄道を走っていた3両の気動車は廃止後、ミキ300-103はひたちなか海浜鉄道へ、ミキ300-104(→フラワ2000-3)は北条鉄道へ、ミキ300-105(→ハイモ295-617)は樽見鉄道へと譲渡された。

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  • 一畑電車

    川跡駅

    3本の列車が並ぶ一畑電車川跡駅
    360度パノラマを表示する [2009.10]

    電鉄出雲市駅 – 松江しんじ湖温泉駅間(33.9km)を結ぶ「北松江線」と、川跡駅 – 出雲大社前駅間(8.3km)の「大社線」の2路線が接続する川跡駅にて。北松江線の上下列車と大社線の列車が接続するようにダイヤが組まれていて同時に3本の列車が並ぶことが多い。北松江線は2017年1月に引退した3000系(元南海電鉄のズームカー21000系)、奥の大社線が2100系(元京王電鉄の5000系)

    関連パノラマ

  • ことでん

    琴電琴平駅

    ことでん100周年記念ラッピング電車「ことちゃんひやく号」
    360度パノラマを表示する [2011.9]

    金比羅山の麓、琴電琴平駅にて。2011年で開業100周年を迎えた、ことでん100周年記念ラッピング電車「ことちゃんひやく号」。車両の1200形(1203F)は元京急の700形で、ことでんは四国で唯一の標準軌の路線でもある。

    関連パノラマ

  • 箱根登山鉄道

    箱根湯本駅前 (80‰勾配)

    箱根湯本駅前の80‰急勾配を駆け上がるモハ2形・モハ1形
    360度パノラマを表示する [2011.2]

    小田原(標高26m) – 強羅(標高553m)の15kmを結んでいる箱根登山鉄道。小田原 – 箱根湯本間(標高108m)は小田急線の車両で運行されていて、本格的な山岳区間は箱根湯本 – 強羅間である。その途中3カ所にスイッチバックが設けられていて最大勾配は80‰、これは一般的な鉄道(粘着式鉄道)の中では最急勾配だ。箱根湯本駅前では80‰の急坂を間近に見ることができる。

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    小田急ロマンスカー

  • 小田急 ロマンスカー

    ロマンスカー LSE(7000形)

    酒匂川を渡るロマンスカーLSE「はこね」
    360度パノラマを表示する [2011.8]

    酒匂川(開成 – 新松田)を渡る新宿行きロマンスカーLSE「はこね」。鉄橋通過時には連接車特有の走行音が大きく聴こえてくる。HiSEに準じたリニューアルカラーで走っていたころ。

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  • くま川鉄道

    湯前駅 (2013.9)

    くま川鉄道湯前駅に停車中のKUMA2(KT-103)

    くま川鉄道は旧国鉄湯前線を引き継いだ路線で、球磨川上流部に沿うように人吉温泉駅(JR人吉駅) – 湯前駅間(24.8km)を結んでいる。この日は肥薩線で鹿児島方面へ向かう予定も大雨で人吉駅から先の山岳区間が運休、八代へ引き返すしか手段がなくなってしまった…。折り返し列車の時間までに、くま川鉄道を往復できたので、水戸岡デザインの気動車 KUMA2(KT-103) に乗って終点まで。雨のピークは過ぎていたけれど、車窓から見えた球磨川の増水は恐ろしいほどだった。

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