美祢線

南大嶺駅
南大嶺駅で交換するDD51
♪ DD51 833 走行音あり (3:05) ↑
美祢駅へ向かう貨物列車と厚狭行きの普通列車の交換風景。DD51+タキ1100形の貨物列車は、美祢駅(宇部興産伊佐工場)から山陽本線・山口線を経由して山陰本線岡見駅(中国電力三隅発電所)へ炭酸カルシウムを、復路はフライアッシュ(石炭石)を輸送している。この南大嶺駅は、大嶺炭鉱があった大嶺駅まで大嶺支線(2.8km)が伸びていたが1997年4月に廃止され、今は静かな無人駅である。
(2012年8月撮影)

重安駅 石灰石専用貨物列車
重安駅のホッパーと石灰石専用貨物列車
♪ 石灰石積み込みの環境音あり (4:36) ↑ (音量に注意して下さい)
こちらは、かつて美祢線を走っていた石灰石専用貨物列車と重安駅構内のパノラマ風景。重安駅から(太平洋セメント重安鉱業所で採掘された)石灰石を宇部線宇部岬駅(セントラル硝子宇部工場)へと輸送していたが、2009年10月18日の運行を最後にトラック輸送へと切り替えられた。最盛期には30往復以上もの石灰石輸送列車が走っていた美祢線も近年はこの列車のみだった。美祢の鉱山に響いたホッパーの轟音とDD51の汽笛。またひとつ“音”の風景が消えた。

パノラマはDD51機関車が到着し、ホッパーからホッパー車(ホキ9500形)に石灰石を積み込む作業風景。DD51の汽笛の合図、積み込み位置に合わせて貨車を押し出し引き出しながら効率よく進む作業。ホッパーから次々と石灰石を落とす轟音に少し驚きながら、そんな採石場の日常風景、ホッパー、そして貨物列車が見渡せそうな場所に立って撮影・録音してみた。プラットホームには木造の待合室、美祢市街の方向には宇部興産伊佐セメント工場の高い2本の煙突が見える。美祢市東部には日本最大のカルスト大地「秋吉台」が広がり、鍾乳洞の「秋芳洞」とともに知られている。

石灰石の積み込みを終えて出発を待つ5990列車
重安駅で出発を待つDD51 882
♪ DD51 882 アイドリング音・走行音 (4:55) ↑
ホッパーの積み込み作業後、機関車は機回しして反対側の美祢方向に連結。編成を一度本線に引き出してから再び駅へ入線、暫し出発を待つ。この日の5990列車、石灰石を山盛りにしたホキ9500形を牽引するのはJR貨物幡生機関区厚狭派出のDD51 882号機。DML61Zエンジンのアイドリング音を長めに収録。線路脇には使われなくなって廃墟然とした巨大な石灰窯が残っていた。
(2009年10月撮影)

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