島原外港駅

2008年に島原外港 – 加津佐駅(35.3km)の「南線」区間が廃止され、ここが終着駅になった。錆びたレールの先が草むしていて寂しい。2010年には失火で駅舎が焼失し今の形になった。駅名の島原外港は近く、徒歩で熊本港行きのフェリーや三池港行きの高速船に乗り換えることができる。
(さらに…)横長画像をタップ→360度パノラマ表示
2008年に島原外港 – 加津佐駅(35.3km)の「南線」区間が廃止され、ここが終着駅になった。錆びたレールの先が草むしていて寂しい。2010年には失火で駅舎が焼失し今の形になった。駅名の島原外港は近く、徒歩で熊本港行きのフェリーや三池港行きの高速船に乗り換えることができる。
(さらに…)鹿児島中央駅 – 枕崎駅間(87.8km)、九州の最南端を走る指宿枕崎線。終着駅の枕崎駅で下車、稚内駅から続くレールの最南端でもある。今は車止めの先にスーパーなどが建っているが、かつては加世田・伊集院駅方面へと鹿児島交通枕崎線(南薩線)が続いていて(1984年廃止)、枕崎駅も100mほど先にあったそうだ。2006年に旧駅舎が解体され現在の場所へ移転してからは駅舎の無い終着駅だったが、2013年に市民からの寄付で新しい駅舎が完成した。2枚目のパノラマ、駅前広場に見える銅像は「かつお節行商の像」。枕崎は鰹漁業が盛んで鰹節の一大産地でもある。
(さらに…)有田駅 – 佐世保駅を結ぶ(93.8km)松浦鉄道の、たびら平戸口駅(長崎県平戸市)は最西端に位置する駅だ。モノレールを含めれば沖縄県の「ゆいレール」が最南端・最西端ということになるが、それは別の機会にすることにして、佐世保から松浦鉄道に乗って最西端の駅に途中下車する予定だった…。ところが前日からの台風接近でこの日は始発から全線で運転見合わせ。雷雨の佐世保駅で予定変更、路線バス(西肥バス)でたびら平戸口駅を目指してみることにした。佐世保バスセンターから1時間20分ほどバスに揺られ平戸口桟橋バスターミナル(田平港)で下車、さらに10分ほど坂道を歩いてようやく最西端の駅にたどり着いた。列車はちょうど運転再開の頃でパノラマは何とか撮影できたけれど、平戸観光はまったくできなかったので再訪したい。
1914年に建てられた木造の駅舎は現役で重要文化財にも指定されている。当初はここが門司駅であったが、1942年に関門トンネルが開業し門司港駅となった。老朽化の進んだ駅舎は2012年9月から大規模な保存修理工事中で、現在は素屋根に覆われている。すべての工事を終えるのは2019年度中とのことだ。
門司港駅前はすぐ関門海峡。対岸の下関の町も見え関門汽船が運航する関門連絡船(片道400円)に乗れば5分ほど唐戸桟橋に着く。小さく写っている関門橋(道路橋)の向こうは壇ノ浦である。