北陸本線 419系

大雪に見舞われた北陸本線魚津駅にて。ダイヤは大幅に乱れ長時間停車の中、419系(D12編成)、485系3000番代(R27編成)、475系(A03+A09編成)と国鉄形車両が並んだ。
419系D12編成
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国鉄末期の厳しい財政事情のなか、余剰となっていた581・583系寝台特急電車を近郊型に改造した車両が715系と419系で、そのうち交流専用の九州地区向けが715系0番代、東北地区向けが715系1000番代、種車と同じ交直流両用の北陸地区向けが419系である。もとは寝台特急用車両だったため車両限界いっぱいの外観や、クロスシート部分には特急時代と同じ座席、その頭上には寝台設備が残ったままの車内など、窮余の策として改造された異色の近郊型電車だった。JR九州とJR東日本に継承された715系は1998年までに全廃となったが、JR西日本に継承された419系はその後も後継車両が投入されずに、2011年3月のダイヤ改正まで北陸地方を走り続けた。

富山駅を数分遅れで発車した直江津行きの普通列車(529M)は、敦賀方の先頭車が月光型の419系(D12編成)だった。前日からの大雪で早くも魚津駅で足止めとなり波乱の予感…。続いて隣のホームに最徐行で入線してきた新潟行きの特急「北越」1号もこの駅で運転打ち切りとなったようだ。車両はかつて「はくたか」として走っていた頃のエンブレムが運転席脇に残っている485系3000番代(R27編成)だった。上り列車も大幅に乱れていたが、雪まみれでやってきた普通列車は475系(A03+A09編成)。撮影当時、JRの営業用電車の中で最古参だったクモハ471-1(1962年製、2010年廃車)が組み込まれた編成で、思い出のパノラマとなった。
結局、魚津駅では2時間半以上停車しただろうか、再出発した直江津行きの普通列車はその後もノロノロ運転。途中何度も風雪に阻まれ、とうとう糸魚川駅で運転打ち切りとなった。
(2010年1月撮影)

富山駅
419系D01編成
♪ DMH17H アイドリング音あり (0:55) ↑
北陸本線の419系(D01編成)と高山本線のキハ58(キハ28 2360+キハ58 477)。ともに2011年3月のダイヤ改正で引退した。駅は北陸新幹線開業に向けて高架化工事中で、変わりゆく富山駅の一記録となった。
(2009年12月撮影)

高岡駅
419系D15編成
大阪行の特急「サンダーバード」に先を譲る419系(D15編成)。北陸路を駆ける特急の脇にはいつも419系がいた。
(2010年8月撮影)

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